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詩のブログ
2019年 03月 03日
風が 記憶の歯車を まわし訪れた雨音 ひんやりと 揺らめき 街の色を削いでゆくこころは 杖をつきながら 鋭利な棘をもち影に揺らめく ひかりの小玉を引き裂き したたる優しき想いを手にして咲き乱れる雨の音 絃を切る 無色のことばながい 息 さらさらと歩む 姿を追いながら 街の色 黄金の波に清められ泡の衣装をはぎ取る 身体のこころはおもねる道を塵と化し沈黙の根は 時の重みと繋がる
2019年 03月 02日
2019年 02月 20日
花盛りの街で
すてられた季節に抱かれて
詐りの種を宿す雨に濡れ
風の沈黙を読む鳥になる
化石の図書館では
睡蓮を浮かべ
崇拝の飾り棚に夢の花を咲かし
睡眠の輪をつなぐ倦怠を散らす
何気ない 隙間の目差しが
追放の道に追いやられ
呼吸は浅く
乖離していく手足の軌道
修正から 曖昧な空の色を探る
殻と身体には 反逆のメタルを打つ
掌の線が日ごとに増す
その上で
時間が沸騰し始めた
2019年 02月 11日
2019年 02月 10日
風は ほんの少し 空へ水色を ながして優雅は ゆっくりと 呼吸 し螺旋 を 往還する 林檎を 引きよせるその、 下で 酩酊の涙に濡れる 痺れる哀しみ行方知れずは、、、、、 森の中を歩む静けさは、、、、、 純白の響きは、、、、、星のトライアングルで結ばれる閉じられる 目に 世界は開かれ開かれる 目に 不思議の扉が 閉ざされ暗闇の明晰が暗示する 先鋭の光に打たれ 雨に打たれ 春霞は窓