砂時計の中で


放たれ 煌き


椅子には静かな影

昇る輝かしい瞳を追う

時の実 を 

砕いたのは 細胞の海


水母 融けて はかない皮膚


棘のある感情が渡る


そこには 

硬く閉じた過去から届き 
未来へと指す ひかりの永い歩幅 を描く 夢に

ともなわれた熱い川


しずかな時間は  ほころびた雨の

海を呼ぶ声となり

乾いた街の朝に来る 沈んだ気配を濡らす




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by soratokinokakera | 2017-01-31 22:23 | 時の回廊 | Trackback | Comments(0)