駅は


洗われた風景は柔らかな眠り
騒がしく戯れの病を買う

交錯する回路の街で、
柔らかな眠りと交わる
消えたままの灯、
太陽の暈に触れ
瞬間と歓喜は溢れる殺伐

足音は破られた並木道の記憶に移り
かぜ の ネとなって、
弱い影の上に重なる秋を映す

波紋は広がり、
伝え 揺れる 鏡の乱
目の前で罅割れて叫ぶ、
手の上の顔
かみ砕かれて 満たされて
滋味の秋色

有頂天に立つ舌の感触を実らせて
鏡の中の砂絵は討たれ蒼茫へ
視た
空は碇を上げている
瞼のうえで



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by soratokinokakera | 2017-03-20 08:27 | ひかり ことばの 影 | Trackback | Comments(0)