夜の街から

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白い磁器の眠りへと
感情の境界を刻む
記憶に濡れた
はぐれ人が降る街の
遊歩

月と海との会話は
皮膚の細胞を震わし
共鳴の誕生を促す、その
キザシとして
イタむ、色、
海は月のかけらを拾う
瞼のリズムと
想いの点滅を
呼吸の旋律から
見ること、
謎の中心 ハナタレた
狂った方位
暖かな鼓動の誘惑曳く
波紋

北の風と出会う 時が迫ってくる
不在証明に追われる
狂った体内時計
IDカードから零れる逃亡者の雲
繋がろうする鏡の前で
跳躍を繰り返す
沸騰する液状の夢

森の掟をみたす
白い磁器の眠りは
見えることのない
遠近法の扉を描く




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by soratokinokakera | 2018-09-17 04:11 | | Trackback | Comments(0)