水底の朝

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無の意識
ヨルは
呼吸を縛り
夢の解体
命の開放へと
過剰に は し る。

花の光は裏窓から香る。

新たなる嗅覚
ショッピングモールと意識下の
飾り窓は
親密な盲点をつなぎ合わせて 
靄を包む硝子玉の薫りを滲ませる。

沸き立つ記憶の結晶体
追われては 捨てられた
時代を纏う
調律された言葉
月が打ち降らす無調の波に砕け
気圧にゆがむ視界は
呼吸の鼓動から離れ
ヒカラビた
枯れ枝の揺り籠の中で飽和する。

綻びを引き寄せて
果実の輪郭線を歌う
時を宿す種と
純白の根は風になり
影が生まれたと
窓辺に に 置く

地の奥に刻まれた 海と出会う祭りを巡る
影も光もない水底の雪降る朝に。




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by soratokinokakera | 2018-09-24 18:32 | | Trackback | Comments(0)