空のステーション

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硝子玉のなかへ と 
光の森の記憶は明滅して
結晶体の空と繫がる
夕暮れの傾きに凭れる人影

ていおんを渉るうたごえ
曳かれ始めた輪郭線の不透明な系譜

高層の影
   凍みりつく
       無人のステーション

に 立ちあがる行為のハモンを読む
うごめき 屹立し笹の音はチリヂリのすり足
体の内へ内へと深まる記憶の導火線
坂の上の風に数滴のエメラルドグリーン

滲んできた声のうつらない紋様
透かして受け止める
時差の隙間へ
すれ違う刹那の 手と手
列車は 夜を裂く
異次元の土地を
耳と耳 目と目
の 間に、、、


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by soratokinokakera | 2018-10-28 12:59 | | Trackback | Comments(0)