夢の朝

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# 2018/12/27
#詩
雲の気紛れにひかれていく
凍りついた水平線
風は季節の輪郭線を巌に刻み
微熱のパステルカラーは
囚われの瞳に降る夢

笑いは 奪うことで 盗まれ
  はなれ小島は楽園の帆影
踊り場に咲く花の蜜に届くまで
歪んだ階段を踏む心の呼吸は
冬風がつどう森の音楽会
  ふるえる音色の発酵
耳は音の蕾でみたされて
夢の川を渡る雲の下で
褐色の裏声
あたたかな沈黙が駆け回る

夕暮れの偶然をひろいあげ

刈り込んでいくのだ 矛盾の水平線を

あたたかに溺れる植物群のなかで
透明な肌が触れあう
黒曜石の足音を響かせて







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by soratokinokakera | 2019-01-14 11:49 | | Trackback | Comments(0)